スベリヒユ
(ハーブ名:パースレイン、プルピエ)
(漢方薬名:五行草)
雑草のスベリヒユは食べられるし結構イケルと知り、時々は食していましたが、
そのスベリヒユが「オメガ3脂肪酸含有量は全植物中で最高」
と最近に知りまして、重大なことに思えメモを!
以下色々なサイトからの情報(重複内容あり)
[スベリヒユ:一種の多肉植物と言えなくもなく、鑑賞用のマツバボタンと近縁です。光合成を巧妙に行なうCAM植物?に分類される。水分が得がたい環境において、二酸化炭素を夜間に植物体のなかに取り込んでおいて、昼それを使って光合成をする植物。その間、気孔を閉じて水分の蒸散を最小限にする]
●古くから世界中で薬草扱いされてきた。
●抗酸化物質の一つであるグルタチオン、そして必須脂肪酸のオメガ-3脂肪酸を日本一多量に含む。
( 植物性オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸(ALA)含有量がとても高く、100gのスベリヒユから約350mgのALAを得ることができる )
●ビタミンB、マグネシウム、鉄分も豊富で、解毒作用、コレステロール値、血圧、心臓冠動脈病などの血管系に優れた効果。
●血液循環や老化防止、脳神経細胞の活発化や抗菌作用等、さまざまな効能や薬効があるとされている百薬の長ともいえる。
●天然の抗生物質。
抗生物質とは、微生物が産生し、ほかの微生物など生体細胞の増殖や機能を阻害する物質の総称。一般に抗菌薬と同義であるが、広義には抗ウイルス剤や抗真菌剤、抗がん剤も含む。(ウィキペディア)
(天然の抗生物質は他に、グレープフルーツの種、ニンニク、エキナセア、プロポリス、ビタミンC、オレガノ、オリーブの葉、レンゲソウ、緑茶など)
●中国医学では”馬歯莧(ばしけん)”と呼ばれる生薬。
消化吸収のバランス調節を整えてくれることから、慢性の腸炎などに処方することもあるよう。
薬効としては、
・利尿作用
・消炎作用
・抗菌作用
・解毒作用
●デトックス野菜(雑草)。
●ハナスベリヒユ:花卉園芸用によく使われ、スベリヒユ属の学名に由来した「ポーチュラカ」の名で親しまれる。花は2cmから3cm程度、色は多彩で白や黄、桃色、薄紅色などの種類がある。温暖な間は常に連続的に花を付けるが、不稔。高温と乾燥に強いが、多湿や寒さには強くない。性質的にもスベリヒユと近く、丈夫で手のかからない園芸植物である。スベリヒユと同様に生でも加熱しても食用可能。ω-3脂肪酸も多く含み医学的効果も期待される。スープにすると独特のぬめりがある。
また実も生で食用にしたり、パンに混ぜたりして使う。(ウィキペディア)
[不稔:不稔性とは、もともと種が出来ないものや、出来たとしても発芽しない品種のこと] だが、零れ種から育っている現象は在る様子。
追記2022.0716
藪蚊の痒み止めに
「早速一枝を折って、そのまま揉んで蚊に刺された箇所に塗りつけると、さっきまでの痒みは嘘のように・・・引きました」との事。
次回試してみよう!
ありがとうございます↓
スベリヒユの出番 - 草の名
食べ方
※下処理:シュウ酸を含むので、取り除くために熱湯で茹で、水の中ですすいでから調理します。生食でも少量をサラダにあしらう程度はOKです。
※長時間茹でるとドロッとなるので、手早く茹でるのがポイント。
※シュウ酸は結石の原因になる成分。スベリヒユに含まれるシュウ酸は水溶性なので茹でで水でゆすげば安心して食べられる。が、オメガ3脂肪酸は熱に弱い。
※食べ過ぎには注意(これは何にでもいえる)
※サラダでも食べられる。
[スベリヒユのサラダ
:
材料
スベリヒユ 300g
ヨーグルト(水分をしぼる) 250g
食用油大さじ4
ニンニク 2かけ(みじん切り) レモン果汁1個分
クルミ(荒く挽く)1カップ
塩
作り方
スベリヒユを洗い、小さく切る。
食用油をレモン果汁と混ぜ、さらにニンニク、塩、クルミ、ヨーグルトを入れてよく混ぜ、スベリヒユにかける。
必要に応じてさらに塩で味を整え、冷蔵庫で1時間冷やす]