20200404 はたまた名前のわからない草花がご近所の庭に出没。
山野草やいく種類もの植物を育てていらっしゃる方が
初めて見る花で何だろうと言われる。
花弁は7枚か。
雰囲気はサクラソウやプリムラにも似る様でも花弁の形や葉に違いあり。
検索するも わからず… 何時間 ^_^;
にしても 、葉に蕾にも産毛がすごいです。
この産毛でも検索していました。
で、この産毛はトライコームというらしい。
草本植物の産毛? の役割
(日本植物生理学会 さん)
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2383
細かい毛が多くの植物の葉にも茎にも花にもあるということ、良く気付きましたね!これはトライコーム(trichome)というものです。trichomeにはギリシャ語でgrowth of hairという意味があります。毛状突起と訳されますが、トライコームとカタカナで書かれる事も多いです。
植物の表皮細胞が伸びたもので、植物種によって単細胞のものも、多細胞のものもあり、随分長いものから、とても短い棘のようなものまで様々です。長い物としては、ワタの種皮のトライコームが綿です。
トライコームの役割は、それぞれのトライコームによって違っていますが、強い光に対する防御、強風時に気孔から過度に水分を失う事を防止する役割、小さな害虫が葉の本体に近づきにくくする役割などが言われています。
さらに、多くの植物で、トライコームは特殊な物質を貯めています。たとえば、バジル、ミント、タイム等ハーブの匂い物質はトライコームに貯められており、害虫を予防しています。
トマトのトライコームにも害虫を寄せ付けない成分が入っているようで、トライコームに異常があるトマトの突然変異体は害虫に食われやすいという論文もあります。これらのトライコームの成分はテルペノイドやフラボノイドが多いようです。