tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

レモンバーベナ、育て方・効果効能等

レモンバーベナ

Webと本より。重複、相反内容もあり。
f:id:tujibee:20200502225446j:plain:w230:left南米のペルー、チリ、アルゼンチンに分布。高さ3~4mになります。緑色をした若い茎の断面は四角ですが、古枝は淡褐色になり丸みを帯びます。葉は、革質で葉脈に沿って波打ち、3~4個輪生します。夏に咲く小花は白、または淡桃色で、茎頂にはまばらな円錐花序、茎頂近くの葉腋には総状花序となります。葉は生育期に随時摘みとれますが、香りが一段と強くなる開花中に収穫し、乾燥保存し、ポプリや入浴剤に利用するとよいでしょう。

学 名 Aloysia triphylla
英 名 Lemon verbena
原 産 チリ、アルゼンチン
分 類 クマツヅラ科
別 名 レモンバーベナ、ベルベーヌ、ボウシュウボク
和 名 コウスイボク
樹 高 100~400㎝
栽培条件 やせ地、ローム
水やり:普通
日 照:日なた
温 度:耐寒性 有
利用部分:花、葉
開花時期:8月〜9月
有効成分:精油(シトラール、ゲラニオール、リナロール、ネロール)
作用:神経の鎮静・緩和・胃腸の機能調整
利用法:ティー、料理、入浴剤、ポプリ、サシェ、切り花

レモンバーベナの育て方
日当たりのよい場所と、水はけのよい土を好みます。
土質は特に選びません。植えつけ後2年目から茎が木質化し、病虫害にも強く丈夫に育ちます。 コンテナ植えの場合は大きめの容器に植えつけます。
冷たい風や寒さには弱いので、庭植えの場合は、冬は掘り上げて鉢植えにして、室内の明るい日の当たる場所で管理するとよいでしょう。初夏に挿し木で殖やします。
(ある程度大きくなってきたら剪定や摘心した枝を使って挿し木してみましょう。 挿し木用に10cmくらいの長さに枝先をカットして挿し木します。 下葉を取り除き、水揚げをします。その後土に挿し、日陰で管理します。水を切らさないよにしてください。1か月ほどで発根します。時期的には6月頃が適期です。 他の植物で挿し木する場合もそうなのですが、一番先端の柔らかい部分は挿し穂には向きません)
初夏以降の生長がとても早いハーブです。放任で育てると、枝がどんどん出てきて株が乱れがちになるので、若い苗のうちに摘心を繰り返して育てていくと、枝数が多くなり収穫量も増えます。摘心は20cm以上まで成長していれば可能です。
収穫は花の咲く頃、小枝ごと束ねて陰干しし、湿気を避けて保存します。
レモンバーベナは落葉樹なので、冬場は葉っぱが落ちて枯れ木のような見た目になります。葉っぱの芽吹きは他のハーブと比較すると遅い方で、落葉期間が長く芽吹きも遅いので、枯れたと思いがちですが毎年だいたいゴールデンウィークごろに芽吹きます。

栽培のポイント
日当たりの良い場所に。
寒さに弱いので、冬は株元を温かくするか、室内に取り込む。また、
マイナス10度でも越冬できますが、根や枝が凍ってしまうと枯れてしまいます。根本に腐葉土やワラを敷いて、防寒してあげます。(との解説もある)
摘心して側枝を伸ばすと良い。

レモンバーベナの利用法
明るい緑色の葉に触れるとすがすがしいレモンの香りが強く漂います。
アンデスの人々は、昔から薬用に利用していたといわれています。その栽培は、18世紀ごろのチリから広まり、ビクトリア時代にはlemon plantとして知られるようになりました。
口当たりの良いティーは心を穏やかにし、胃腸の働きを健やかに保つ効果があるので夕食にいただくのに向き、フランスでは特に人気があります。
乾燥後も香りはほとんど変わらないですが、フレッシュのティーは色や香りがすばらしいです。
ティー:1リットルの熱湯に花と葉を合わせて10〜15つまみ。1日量はカップ2杯。作用は以外に強いもの。たくさん飲みたいときは 1リットルあたりのハーブ量を3つまみに減らして作る。