2021.0705 厚い曇り
早い梅雨入りかと思うとその後は晴れ続きとなり、遅い梅雨入りとなりましたが、最近はなかなかな梅雨。
それでも地温は上がっているらしく、
ムクナマメはなかり伸びてます。
同じく他のムクナマメも。
古いお風呂釜も早く満たしてくれる。
もうじきに夏 です。
それから、
この種のすみれの種は随分前に取れたはしたですけど、
花時期終わり暫くたちます。
こちらの、
花も咲かさずの種袋の茎が出てくるって、どうなの?
と、このところずーっと見ています。
無知なだけかも?
追記2021.0716
はい 無知でした。
閉鎖花とのことです。
① スミレは閉鎖花といって、普通の花(開放花)のあとに次々につぼみのまま、自家受粉で結実する花を咲かせます。 この閉鎖花からできた種子も問題なく発芽成長します。 開放花が、別の個体と遺伝子を交流する役割を担っているとすれば、閉鎖花は、種子の量産を担っているといえるでしょう。2018/03/2
https://i-zukan.jp/columns/24
② 春の花だと思われているのですね。
でも実際は、初夏になっても夏になっても、彼らは花をつけ続けています。ただし、花びらは伸びません。萼も比較的小さいままです。なので、蕾がついているだけで、花は咲いていないかのように見えますが、それでもちゃんとルーペなどで拡大してみると、花粉もできていますし、雌しべもあります。こういう花を、閉鎖花といいます。春の花は、花びらを目立たせて、そしてその一部には距という蜜を溜める部分を作ることで、蜜の好きな昆虫に来てもらい、その代わりに花粉を花同士で交換してもらうようにできています。しかし閉鎖花は、虫に頼らず、自分自身の花粉で自分自身の雌しべに受粉して、タネをつける花なのです。花びらを作ったり、蜜を作ったりすると、そのコストがかかって植物は体力を消耗します。それを省略して、その分どんどんタネを作って増えるための花なのです。
春の花は、コストがかかる代わりに、自分と違う遺伝子を受け入れたタネを作って、次世代に伝えることができます。初夏以降に作る閉鎖花は、自分の遺伝子しか使えない代わり、気楽にタネを作ることができます。季節ごとにこの両方を使い分けることで、スミレは繁栄してきたというわけです。
スミレのほかにも、実はこういう閉鎖花をつけるものはたくさんあります。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=4147