2022.0127 晴れ
ムクナマメの煮物
小粒(乾物で7〜8mm)、クズ豆風(5mm〜のぺったんこ)も。虫食い以外はどんなムクナマメだろうと、捨てられません。
というか、このぺったんこの煮姿を見たかった。
なんと、
当たり前に、膨らみました。
この極小コーヒー瓶全部で、内径119mmの器に収まる。
重さを測っておくのだったなー、失敗。
煮汁
煮汁も頂きましょう。
一度に飲める量はティースプーン 一杯を薄めてだそうです。
↓ (メモ書きからのメモで、出元がわからずです)
ムクナマメ、あく抜きした黒い水は使えるの?
黒くなるのはムクナ豆に含まれるL-ドーパが一部重合して黒いメラニン色素になるためです。
メラニン色素は紫外線などから体を守る抗酸化作用を持ち、髪を黒くする成分です。
その黒い水を通常の料理に加えたり、20倍に薄めて麦茶のように飲んだりしてL-ドーパを補給します。
(煮汁にはL-ドーパが大量に含まれているので、煮汁を飲む場合には1度にティースプーン1杯程度にしてください。)
※クエン酸やレモン汁、シークァーサー汁などを加え、酸性の状態にしたら黒くなりません。
食用以外の使用法
配水管の悪臭緩和など腐敗菌が繁殖するのを防ぐ抗酸化作用があります。黒く着色するので注意して使用してください。植物の液肥として10倍の水で希釈して水やりや葉面散布します。
人への作用と将来の利用拡大への期待
「ムクナ豆」に含まれるL-ドーパは、人の運動機能をつかさどる脳内神経伝達物質であるドーパミンの材料です。1粒の種には4~6%程度のL-ドーパが含まれています。L-ドーパの作用として、ボケ防止効果、アルツハイマー病の予防や軽減が推定されています。
また、今日、パーキンソン病や瀬川病の治療法の一つとしてL-ドーパ製剤が用いられています。しかし、L-ドーパ製剤は長く服用すると効果が薄れる時間帯が出てくる(ウエアリングオフ)という問題があります。
そこで注目されているのが「ムクナ豆」です。「ムクナ豆」に含まれる天然L-ドーパは製剤とは異なり、素早く血中に取り込まれ、その効果は穏やかに減っていく特徴があります。また、この特徴は不変です。
現在、パーキンソン病や瀬川病で治療中の方は、必ず主治医の指導を受けた上でご利用をご検討下さい。なお、「ムクナ豆」には必須アミノ酸9種類が多く含まれていることも有用です。
年齢を重ねると、病気でなくても体の動きが悪くなります。気力も体力も衰えを感じます。こんな方には特に「ムクナ豆」
をお勧めします。ドーパミンは、体を動かす元でもあり、「やる気」を起こす元でもあります。
いつまでも、健康年齢を維持できるようにしたいものです。