tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

ペンペングサの季節

2022.0324 晴れ後雨後晴れ
腸の躍動のため買い物を兼ねノルディックウォーキング一時間半程。
リュック背負いで、うまく肘が後ろへ行きづらく、それ程効果なしかも。

途中の神社境内にておやつタイム。
f:id:tujibee:20220324133833j:plain:w350:rightあちこちに咲く小花は何かとよくみると、昨年から探していた
ペンペングサでした。


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種はまだ緑色でした・

花の咲く前は残念ながら見分けがつかず。

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根元の葉。覚えます様に

ナズナ(ペンペングサ)洋名はシェパーズパース

田畑や荒れ地、道端など至るところに生え、春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつける。春の七草の一つで、若葉は食用にもなる。ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられている。

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http://www.ne.jp/asahi/hkm/aroma/shepherdspurse.htmより

ギリシャ、ローマ時代にも修道院医学の初期にも注目され、15世紀の文献にも登場しています。
日本でもヨーロッパでもナズナ(なずな、ペンペングサ、ぺんぺん草、シェパーズパース)は利用価値が高いハーブ(香草、薬草、植物、野草)といえます。
ニコラス・カルペッパーは1653 年に「これほど効能の優れた植物は少ないというのにまったく軽んじられている」言うくらい、民間療法としては評価の高いハーブ(香草、薬草、植物)と言えるでしょう。
ヨーロッパでは主に地上部、花、葉、茎の全部を使用(利用)しますが、中国では花だけを使用(利用)しました。
また、中国ではこのハーブの種子が視力を良くすると言われています。
水溶性ビタミンや、血圧の抑制に役立つカリウム、骨の形成に不可欠なマンガンなどのミネラル類が豊富です。
春に収穫したものが最適です。
使われる部位は地上部分の全草です。
血液浄化に優れ、春季療法に使われます。
春季療法とは、冬の間に体内に溜まった老廃物を排出し、体調を整える民間療法です。
このことでもわかるように、日本人は昔から七草粥に入れて、冬の体調管理をしていたんですね。

効能(効果、効用、薬効、作用):収斂作用、止血作用、利尿作用、尿路の抗菌、解熱作用、緩下作用、鎮痛作用、血圧降下、血液循環作用、消炎作用、消毒作用、強壮作用、循環促進など。
民間療法では、血液浄化、肝臓や胆嚢の不調に内服されています。

注意! ○子宮収縮を活発にするので、妊娠中に使用(利用)しないでください。
○月経や子宮出血が急に変化した時には、自己治療に頼らず、医師や専門家に相談してください。

旧植物生態研究室(波田研)さんのHPより

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