2022.1001 晴れ 20:15
ワクチン・マスクのあれこれツイート。シェディング
●(下血、臓器出血も多いのか…シェディングでも同じかもを実感…)
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黒色便、黒色嘔吐
●下血とは血液成分を肛門から排出することであり、口腔から直腸までの全消化管が出血源となりうる。
n 黒色便、タール便(tarry stool)
上行結腸よりロ側の出血で起こるが、少なくとも60ml以上の出血量が必要であり、また血液中の血色素が胃液や大腸内細菌によりへマチンに変換される必要がある。
a. 問診のポイント
吐血患者の診察に際しては、まず喀血を否定することが重要である。吐血は暗赤色で気泡を含まないが、喀血は鮮紅色で気泡を含むという点が両者の一般的な鑑別点として挙げられる。しかし、大量吐血の場合は必ずしもこの原則があてはまらないこともあるので注意が必要である。また、吐血では悪心・嘔吐、タール様便、喀血では咳、痰、発熱を伴うことが多い。とくに、喀血を飲み込んで吐く場合の吐血との鑑別は、喀出物の性状のみからでは困難であり、これら随伴症状の有無が役立つ。
n 病歴と疾患
Ø 急性発症の下血---虚血性大腸炎、薬剤性大腸炎、感染性大腸炎
Ø 吐血をきたす上部消化管疾患---下血の原因疾患となりうる
●吐血は、消化管内腔に流出した血液が、肉眼的に明らかな出血と確認できる状態で口腔から体外へ排出される場合をいう。
したがって、吐物にわずかに血液が混じる程度のものは吐血と呼ばない。吐血はTreitz靭帯より口側の上部消化管からの出血を意味するが、ごく稀には空腸が出血部位であることもある。通常は胃内の塩酸によってヘモグロビンが塩酸へマチンに変化するため黒褐色を呈しコーヒー残渣様となるが、食道からの出血や大量の胃・十二指腸出血では鮮血を吐出する。
c. 原因疾患と鑑別診断
n 出血部位の推定
2) コーヒー残渣様であれは胃・十二指腸からの出血(胃・十二指腸潰瘍、胃癌、急性胃粘膜病変など) 。少量ずつの食道出血で一旦胃内に貯留した後吐出する場合はコーヒー残渣様の吐血をきたすこともある。