tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

[ゲノム編集食品]表示義務なし。遺伝子組換え作物

2022.1012
行政は医療、食、農等をどこへ向かわせようとしているのか
不信感多すぎるけど、かしこいと思える人が気づかない様な所に違和感残る
いつからなの?どうかしちまったの?なんて思うけど…


↓3年も前の記事、知らなかった!

狙った遺伝子を切断する「ゲノム編集」技術で開発した食品について、消費者庁食品表示を義務化せず、ホームページなどでの任意の情報提供を求める方針を示した


2019年9月19日

消費者団体などから食品表示を求める声があるが、安全面では従来の品種改良と同程度のリスクであり、科学的にも見分けられないことなどから判断した。



欧州連合(EU)の司法裁判所は昨年7月、ゲノム編集食品も遺伝子組み換え作物として規制すべきだとの判断を示している)同年

●壊される健康。遺伝子組換え作物、ゲノム編集食品

www.chosyu-journal.jp
より、一部↓

狙われるのは子どもたち

 「遺伝子組み換え企業は食品表示義務化によって消費者に選択の権利を与えてしまったことが第一世代の遺伝子組み換え作物の普及を妨げた原因と総括しており、第二世代の遺伝子操作生物のゲノム編集食品では一切表示させない政策のために強いロビー活動を行い、米国や日本などでその政策を勝ち取ったが、ゲノム編集食品に対しては日本でも市民の中に拒否感は少なからずある。この拒否感を彼らはどうやって克服しようとしているのであろうか? そこで狙われるのは子どもたちである。

ゲノム編集トマトを開発したサナテックシード株式会社とその販売を手掛けるパイオニアエコサイエンス株式会社は今年、家庭菜園を営む市民4000人にゲノム編集されたトマトの苗を無償で配布した。まずは家庭菜園をやっている人たちを取り込み、ゲノム編集作物への抵抗感をなくさせることが目的だろう。これを2022年からはデイケア福祉施設に拡げ、さらには2023年からは全国の小学校に無償で配布するとしている」

新たな「原発村」

 「今後、さらに警戒すべきなのが、新たな原発村ならぬゲノム編集村が作られようとしていることだ。福島県南相馬市にゲノム編集生物工場や研究施設を作る計画を国からの支援を受けて進めようとしている。遺伝子操作によってバイオハザードが起こされる危険は存在している。そのような危険も考慮なしに福島県知事はゴーサインを出している。原発事故の後にゲノム編集生物工場というシナリオにはあまりに理不尽なものを感じざるをえない。

 今、福島県以外でも日本各地の地方自治体でゲノム編集推進に関わる動きが活発化している。新潟県はゲノム編集によるユリの品種改良をすでに進めており、福岡県は福岡県バイオイノベーションセンターを作り、バイオテクノロジー企業の誘致を進めている」


遺伝子組み換え作物の拡大
 市民が遺伝子組み換え食品を拒絶したことが大きい

●ゲノム編集食品(は新たな遺伝子組み換え)
 このゲノム編集食品とは細菌由来の遺伝子CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)などを使って、生物が持つ特定の遺伝子を破壊することでその本来の性質を変えたもの

想定通りの遺伝子が破壊できたにも関わらず、その後、破壊したところに想定されていない遺伝子が入り込んだり、想定通りに破壊されたにも関わらず、想定していなかったタンパク質が生成されるケースや、さらに大規模な遺伝子損傷が起きるケースがすでに報告されていたが、今年の七月には遺伝子を包み込む染色体が破砕されてしまったとする論文が科学雑誌Natureに掲載
これはゲノム編集固有の問題であり、現在の技術では解決が困難であると考えられる。この発表を受けて、ゲノム編集セラピー企業の株価は暴落した。ゲノム編集が医療や食などに応用する上で大きな欠陥を持っている

実際に鳴り物入りで米国で始まったゲノム編集大豆を作り出したカリックス社の株価は栽培開始前の一桁低い額に低迷しており、ゲノム編集食品は歓迎されていない。2021年9月には英国首相がゲノム編集解禁を宣言したが、スコットランドなどは追従せず、また英国市民も圧倒的にゲノム編集食品への反対を表明したため、農民組合も慎重姿勢に転換した。ゲノム編集食品の解禁

にも関わらず、日本政府はゲノム編集を日本の今後の新品種開発の主軸に据えている。昨年、サナテックシード株式会社が提出したゲノム編集トマトの届け出の受理を皮切りに今年はマダイ、トラフグの届け出も受理した。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)、さらにはみどりの食料システム戦略でゲノム編集による新品種開発を今後の日本の知財戦略の中軸に位置づけ、予算を投入して推進している。現在、世界で流通可能とされたゲノム編集生物の四つのうち、三つが日本という事実からも日本の突出ぶりがわかるだろう。ゲノム編集の魚を認めているのは世界で日本だけである(英国はゲノム編集畜産物は規制緩和していない)

この3品種だけでなく、すでにゲノム編集ジャガイモは9月に2回目の野外栽培実験が始まっており、11月には茨城県岡山県でゲノム編集小麦の栽培実験も始まっている。日本では次から次へとゲノム編集食品が出てくる可能性がある


 一方、この有機農業の発展を脅かすのがこのゲノム編集種苗である。日本政府はゲノム編集種苗にも表示義務を課していない。そのため、知らないうちにゲノム編集種苗を育ててしまう可能性がある。当然、遺伝子操作種苗を使ったらそれは有機食品とはみなされなくなる。ゲノム編集食品はこの有機農業を危機に陥れてしまう可能性

●2019年の記事「ゲノム編集で食は安全か」

江面教授は「ゲノム編集であることを理解したうえで食べてみたいという方に販売したい」と。(江面浩:筑波大学教授。開発チームの取締役最高技術責任者2019年時点)

日本でゲノム編集食品のトップバッターになりそうなのがGABA(ギャバ)を多く含むトマトだ。GABAは高血圧の予防につながるとされる成分で、食材のなかでもトマトには多く含まれるが、筑波大のチームはゲノム編集により、含有量がより多い品種を生み出した。

 高GABAトマトはどう開発されたのか。植物のなかでGABAを合成する酵素は普段は活動を抑える“フタ”で覆われているが、植物にストレスがかかった状態になるとこのフタが外れ、GABAが合成される。そこで、GABAを合成する酵素の活動を抑えるフタ部分を、ゲノム編集技術のクリスパー・キャス9によって除き、常にGABAが合成されるようにした。実った品種は、ゲノム編集を施していない品種の15倍にあたる、100グラム当たり125ミリグラムのGABAを含むという。

 GABA含有をうたったトマトは、カゴメ、それにタキイ種苗が出資する農場がそれぞれ機能性表示食品として18年11月下旬以降、販売している。いずれも従来品種で、栽培管理や品質管理によってGABA含有量を安定させ、機能性表示を可能にしたものだ。含有量は100グラム当たりに換算すると15~20ミリグラム。これがゲノム編集だと含有量は数倍に跳ね上がることになる。

 ゲノム編集による高GABAトマトの商品化を担うのはサナテックシード社だ。種子会社パイオニアエコサイエンス社(東京都港区)が18年4月、ゲノム編集により品種改良された種子を生産・販売するため設立。筑波大発ベンチャーとして承認されており、開発チームの江面浩・筑波大学教授が取締役最高技術責任者に就いた。

 サナテックシード社は、19年末のトマト果実の販売開始を目指している。当初は生産量が少ないこともあり、江面教授は「ゲノム編集であることを理解したうえで食べてみたいという方に販売したい」と話す。

以上とある(編集部)。



"ゲノム編集" 遺伝子組換え作物は食べたくないし、食べさせたくないなぁ。

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ゲノム編集などの遺伝子操作されていない食をどう守れるか、そのために立ち上げられたのがOKシードプロジェクトである。日本政府はゲノム編集種苗・食品に表示義務を課していないが、一方で、ゲノム編集されていない根拠があれば種苗・食品に「ゲノム編集していない」と表示することは法的にも可能である。ゲノム編集していないタネから表示をすることで、そのタネから作られた収穫物にも、その収穫物から作られた加工食品にも、そしてレストランにも表示することが可能になることになる。

 ゲノム編集していない種苗や食品に貼るマークとしてOKシードマークが作られた。このマークを普及させることで、ゲノム編集されたものを避けることが可能になり、有機農業も守ることができる。このマークは事前申請して、登録が必要だが、無償で利用できる(マークの印刷は使用者が行う)。

 このマークを運営するプロジェクトは農家や遺伝子組み換え問題に取り組んできた団体や生協、個人の協力で立ち上がり、2021年7月20日に活動を開始した。半年未満のうちに、すでにマークの申請は100を超え、OKシードマークは北海道から沖縄まで利用が広がっている。プロジェクトは市民からの寄付で運営されるが、すでに500万円近くが寄せられ、サポーターに登録した人の数も1500人を超そうとしている

● OKシードプロジェクト」は、ゲノム編集でない種子や農作物、加工品に「OKシードマーク」を自主表示し、広げていく運動

www.shizenha.net

Yahoo知恵袋より、「2022/2/10 18:35 いま出回っている高リコピントマトは

いま出回っている高リコピントマトは」品種改良or遺伝子組み換えorゲノム編集のどれに当てはまりますか?

ベストアンサー:2022/2/10 19:05 品種改良です

ふんふん、
先日購入した「ガッチリコピン サスティナブルトマト(株)寅福」は品種改良ね
と思って、はたと、
立ち止まり品種改良を今一度調べると、筆頭は「農研機構」さん。からの図にギョッとした
作物の品種改良の歴史

https://bio-sta.jp/beginner/method/

品種改良に「ゲノム編集」も「遺伝子操作」も入れられているね?世の流れと言ってしまえば言えるのどろうけど、これはとっても嫌だなぁ。ワクチンと同じ匂い。

で、Yahoo知恵袋は質問が問題になりそうではある。

「高リコピントマト」が品種改良でないのそうなのか、
品種改良ならば、放射線・化学物質使用or 遺伝子操作 or ゲノム編集なのか、未だにヒットへ至らない。

農研機構とはより
「この分野における我が国最大の研究機関であり、職員数約3,300名(正職員のみ)、
年間予算718億円(うち運営費交付金656億円)[2020年度決算]。全国各地に研究拠点を配置して研究活動を行っています。

当機構は1893年(明治26年)に設立された農商務省農事試験場にその起源があります。農林水産省の試験研究機関の時代を経て、2001年(平成13年)に独立行政法人として発足しました。以後、数回の統合を経て2016年(平成28年)に現在の「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構」となりました。」

  • 九州沖縄経済圏SFC(スマートフードチェーン)プロジェクト
  • ムーンショット型研究開発
  • スマート農業
  • SDGsの達成に貢献

ははは まんま 政府より機関。成る程、ガッテン。



(株)寅福の特徴は、太陽光や温泉熱の再生エネルギーを活用した新世代の植物工場での栽培。世界最先端技術を導入したプラントハウスで栽培されたトマト

道南農政事務所の記事に同社の名前あるも「ゲノム編集作物」文字なく一安心。


「北海道上ノ国(かみのくに)町でスマート農業に取り組む農業法人「寅福(とらふく)」(加藤夢人社長)が青森県むつ市に進出することが25日分かった。同社などが東奥日報の取材に答えた。2023年度、情報通信技術(ICT)を活用してトマトを生産する大規模植物工場を同市の耕作放棄地に建設し、24年4月の事業開始を目指す。パート従業員と正社員合わせて100人程度の地元雇用を予定している。
 同社によると、同市に建設を予定しているのは太陽光と発光ダイオード(LED)を使ってトマトを育てる植物工場で、選果場と倉庫などを合わせた総面積は5万平方メートルとする計画。ICTを活用することで、適切な気温や湿度、光合成に必要な二酸化炭素濃度などを設定すると、窓の開閉や水の量などを自動で調整し最適な生育環境を保つことができるという。年間収穫量は1500トンを見込んでおり、同社が契約を結ぶカゴメなどの生食用として出荷される。」

カゴメに出荷している故に、
"高リコピントマト"とは書かず、
"ガッチリコピン サスティナブルトマト"との商品名なのかな?


こんなに大々的に展開する農業法人「寅福(とらふく)」(加藤夢人社長)のHPにヒットしないのは何故?

nishoren.net


iPhoneでの手直し、追加、目の奥が痛くなってきた様な…
記事全体の前後直しは無理
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