2023.0303 晴れ
JAにてワサビとセリバオウレンの寄せ植え見つけ、きっと明日までは無いと思え購入、310円也。
そして
どうしよか・
ワサビは水耕栽培?
庭植え?
3/24
ワサビ(山葵、育て方etc
アブラナ科ワサビ属の多年草。アブラナ科独特の強烈な辛味があり。 ワサビには緑がかった根をすりおろして刺身などの薬味に利用されている本ワサビや日本ワサビと呼ばれている日本原産のものと、 東ヨーロッパ原産で、白っぽい根をすりおろしてステーキやローストビーフの薬味にする西洋ワサビと呼ばれているホースラディッシュがある。 どちらも生育には気温や水温が冷涼な地域が適しており、日本では北海道や岩手県、長野県、山梨県、静岡県、島根県などで栽培されている。
効能としては抗菌作用や血栓予防の効果があるとされている。
本ワサビは、栽培方法により、
●水ワサビまたは沢ワサビと呼ばれている水流がある浅瀬の沢などで育てるものと、
●畑ワサビまたは陸ワサビと呼ばれている畑で育てるものがある。が、
どちらも同じワサビ。ワサビの根から出るアリルイソチオシアネートという殺菌成分が、 畑ワサビでは自分の根にも働いてしまい、根が太くならないといわれており、 この成分が水に流れる水ワサビは、根が太くなる。
栽培方法
水ワサビの場合は水温が16度~18度で流水の環境が理想とされていて限られた環境となる。 家庭菜園で育てる場合は土で育てる方法が適している。
土で育てた場合根はそれほど太くならず、辛味のある葉や茎、花を天ぷらやおひたしなどに。
本ワサビ、西洋ワサビも耐寒性があるので冬越しは問題ありませんが、 高い気温と乾燥が苦手。
夏は直射日光を避け、半日陰で風通しが良い場所で育てる。
土で栽培できるが乾燥を嫌うので、水切れに注意。
秋に種子を蒔いて、発芽し、冬を越して春からワサワサと茂る。
植え付け・植えかえ・種蒔き
市販されている花と野菜の土で植え付けできる。
自作する場合は赤玉土6腐葉土3+緩効性肥料を混ぜてものを使う。
庭植えするとき、株同士は20センチから30センチ空けます。鉢植えにするのであれば8号鉢に1株くらい。土に植えていると子株が出てきますので、子株を株分けして増やします。
●植え替えは春でも冬でも、真夏以外なら可能。植え替えの時に株分けをする。一年で2株になる。
タネを取る場合を除いて花芽が出てきたら摘む。根の収穫は1年目は株を大きくする為に収穫はせず、2年目以降からの収穫をお勧め。
収穫は成長すれば随時可能。
収穫した根は、茎が出ている部分から2cmほど下をカットした部分を土に植えておけば芽が出て、株分けでも容易。ただし、サイトにより'劣化するとも書かれる。
管理場所・日当たり
日当たりを好むものですが、生育温度は8度から20度と涼しい場所を好み、暑さに弱い(30度くらいになるとマズイ)。夏に強い直射日光に当たると葉焼けをしますので夏は風通しの良い半日陰(木漏れ日)の場所で管理するか、遮光します。
冬 の寒さには強い。地上部が枯れていても根まで枯れていなければ春には芽吹く。耐寒温度は分からないが氷点下くらいなら大丈夫。
その他
- 病害虫 :ワサビなので虫がつかないような気がしますが、シソ同様虫がつきます。食べるので虫は補殺します。
- 花は積む :開花すると種子を作ろうと株が弱ってしまいますし、風味も悪くなります。花は必ず摘むようにします。
- 醤油漬け :葉ワサビをしょうゆ漬けにして食べるとおいしいです。
- 葉ワサビを包丁の背で叩き、沸騰直前のお湯を掻け、シナっとしたら流水に晒す。
- 冷えたら絞って水気を切り、手で揉む。ワサビは刺激を与えるとあの香りがする性質がある。
- 適当な大きさに切って、容器に入れ、醤油・酢・砂糖を入れて振る。
- 密閉して保存して、一日経ってから食!
セリバオウレン、効能
セリバオウレンとは、オウレン(キクバオウレン)の変種であり、太平洋側や西日本に広く分布する日本固有種。
複葉を構成している1つ1つの小葉がセリの葉っぱに似ていることが、名前の由来に。
2月頃開花する直径1cmほどの花には、両性花、雄花、雌花があり。萼片と雄しべは白く、雌しべは紫褐色もしくは緑色であり、多様性がある白花です。
根茎を乾燥したものは生薬「黄連」として漢方薬の材料。ベルベリン(アルカロイド)という成分が含まれ、消炎、止血、精神不安などの効能。
薬効と用途
キクバオウレンとは変種の関係にあり,両種とも生薬黄連の基原となる.
消炎,止瀉(下痢止め),鎮静作用があり,胃腸炎,皮膚化膿症,目の炎症,炎症性の下痢,不眠,不安,興奮などに用いる.
煎液には殺菌力があり,眼病に洗眼,切り傷に外用する.
漢方処方では,黄連解毒湯,甘草瀉心湯,黄連阿膠湯などに配合される.
キクバオウレンは葉が1回3出複葉となり,本種は2回3出複葉となる.
熊本大学薬学部 野草園 植物データベースより