tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

無農薬の"くず米" ってどうなの?

2023.0310 薄曇り

くず米

少し前に"くず米"の存在を知る。用途は小鳥の餌と書かれてある事が多い。
緑色の未熟米や規定の網から落ちる小米、雑穀やモノにより少石、籾付も入るとも。

この緑色のお米は青米とよばれ、遅く開花した稲の籾(もみ)に、葉緑素が残った状態の様。
そして、「これは未成熟なお米ではなく、不出来なお米というわけでもありません」と。

くず米、炒り玄米に

そう言えば以前、緑色の玄米だけの選別米のPOP表記にお体に良いらしいと。
1Kg単位ということもあり、900円でしたが購入していました。
その時は後生大事にし過ぎたの?(いや単に存在を忘れてた)日を置き過ぎてダメにしていた記憶あり
…いやはや

某サイト、良さげもそれでも注文までには日を要した。

届いてすぐ、その小さな段ボール開けてみる。

無農薬栽培、化学肥料不使用の
青米〜💚(青米と言うらしい) 。
何かお米から波動感じるんですけど…優しいやつを・

ともかく
1合を湯洗いし、水切り後中火で8分炒る

初々しく優しい美味さあり、イケるこれは。


お試し的な注文故、2Kg 送料込み950円。
25kgは送料込は3999円(うちの地域は送料が+500円)、こちらはもう完売の様子。
25Kgもの置き場確保は無理、青米は虫がつきやすいと何処かで読んだし。
無農薬栽培、化学肥料不使用な玄米180円/1kgなんて夢のようだけどなぁ。

小石?あり

こちらのくず米炒り玄米1合食べてみて、一度だけ1mm×1mm小石と思われるモノを確認。何とも正六面体に近い石?

今後はとりま、

  • 炒り玄米粉と生玄米粉を作る
  • 発芽玄米としても早く食べてみたい
  • 白米モードでも食べみる

愉しい くず米💚

活き青(青米)

「活き青」って何?-玄米に混ざっている緑色のお米、青米とは

稲が色づく際、穂先は一番最初に出てきたところになります。
真ん中はその後、根元はさらにその後、という具合です。
つまり、全部のお米が実るのを待って刈り取ると全体としては熟れ過ぎ、食味としても低下する恐れがあります。

青米は精米すると他のお米と同じように、透明感ある白色になります。
青米は新米の香りをもたらし、新鮮さの目安にもなるのです。
(茶色の玄米を色彩選別で仕分けしている業者さんもおられます)

活き青(青米)のタイミングとその特徴

活き青(青米)は、あと少し穂についていたら成熟する玄米であり、
これは熟練農家さんの紙一重の刈り入れ日の決断で生まれます。

雨などの天候の影響もあって、思い通りのタイミングで稲刈りできる時ばかりではありませんが
味を求める農家さんには、この成熟前の活き青(青米)交じりを狙って稲刈りをされる方もいます。

活き青(青米)は美味しさと香りもさることながら、その栄養分も素晴らしいです。
最近は、玄米や発芽玄米よりも優れているという報告もあります。

その特徴は、GABA(リラックス成分)が発芽玄米の2倍、胚芽量2倍以上、ビタミンB群が豊富、柔らかい繊維が多い
腎機能の働きを活性化させる等があります。
活き青(青米)は成熟米の半分程度の大きさなので、食べた時はその倍以上の養分を摂取していると言えます。

活き青(青米)は小鳥の飼育にも使われます。
飼料として使用されるのは、粒が小さいなどといった食用と選別された後のものです。

文鳥は「ライスバード」と言われるほどお米が好物です。
エサに1割程度混ぜたり、「おやつ」としてあげたりします。

その際、精米されたものは栄養のある部分を取り去っているので、栄養価が下がっています。
その点、活き青(青米)はビタミンなど栄養素が豊富に残っています。
鳥もなかなか、良いものが分かる、味好みの「通」なのかもしれませんね(笑)

ちなみに「ひよこ」も、玄米の中に青米(活き青)を混ぜてやると、青米(活き青)の方を好んで食べます。

茶色の玄米も緑色の青米(活き青)も全てが均一ではなく、見た目や大きさはバラバラ。
様々な個体がありますが、それこそが【自然】な状態であると感じます。

「活青米」は、やがては成熟する勢いのあるお米

見た目は良くなく、成熟米の半分ほどの大きさです。
つまり「活青米」100gを食べたとき、結果として成熟米の2倍以上の粒を
食べている
ことになります。
ここに大きな意味があります。青年の米の精気を2倍以上摂取しているのです。

【特徴】
1) GABAが発芽玄米の2倍

2) 胚芽の量は2倍以上

3) 脂質が多い
胚芽由来の脂質ですので非常に抗酸化力の強いビタミンEを多く含んでいます。
豊富で優良な脂質は細胞膜の材料となり、そのビタミンEが細胞膜に取り込まれ
活性酸素からの害を防ぎます。

4) 繊維が多くしかも柔らかい
通常玄米の繊維と違い、非常に柔らかく(ですから白米と同じようにして炊ける)、
よく水分を吸収します。

5) ビタミンB群が豊富
ビタミンB群は胚芽中に含まれますが、通常玄米より2倍の胚芽を食べるので
非常に豊富です。

6) 腎臓の働きをよくする

7) GABAについて
GABAは抑制系の神経伝達物質です。神経の異常な興奮を抑えます。
現代社会はストレスが多く興奮系の伝達物質が多いのでリラックスのためにも
役立ちます。

くず米 青米、良いね!!!