tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

タンニン鉄 !!試して随時更新

2023.0415 〜

「農家が教える 鉄 とことん活用読本」農文協
タンニン鉄の魅力と 作り方・使い方

各農家さんの作り方と実践結果が素晴らしい。
野中鉄也先生(専門は機械工学)が、3章で「タンニン鉄が効く仕組み」で鉄学講座され、それがとてもわかりやすい。

材料は鉄、緑茶、水 のみ!

タンニン鉄(鉄ミネラル)の効果

  • 野菜のエグミがなくなりフルーティに(ゴボウ:切り口黒くならない、花が咲いたゴボウで根がスカスカしていても食べられる等)
  • レタスが倍以上のサイズに
  • オクラが大きくても硬くならない
  • ピーマンの甘さアップと長ネギのサビ病が出ない
  • 昔本来の野菜の味、等々

これは、良さそう!

やってみよう〜!!!

ちなみに
鉄の材料で溶けやすい身近な物順では
鋳物(鉄瓶、スキレット等)>鉄釘>鋼(包丁、ロータリー刃等)

タンニンが多い植物は 蕎麦茶、 青柿、豆柿、クリの新葉等々。
私見ではムクナマメ葉・若い莢なぞは割るとすぐ赤くなり次に黒く変色するのでイケるのでは?スペアミントもすぐ変色するので、どうかしら?


今回の材料は鉄と緑茶、水
錆びた鉄釘をビタミンC液でサビ取り中(4/16 07:30〜)
錆びたままだと鉄が溶け出しにくい。

↑この工程は要らなかった!
錆びた鉄は磨く必要なし!

先生曰く「赤サビはポロポロはがれやすいのて、むしろタンニンと反応して黒く溶け出しやすい。そのまま使えばOK
P86.「タンニン鉄の作り方・使い方 Q&A」にありました。


とりあえずは、

  • 水500g
  • 鉄釘50g
  • 緑茶10g

で作ってみる。(18:15)
緑茶は、古いけど無農薬茶葉。

本には鉄と500Lタンクに茶葉5kgで作った方がいて(鉄の重さは書かれていなかった)つまりは
→500000g:5000g→100:1

あらー、緑茶は倍量入ってしまったなぁ。まぁ、早く抽出なるのかな?

20分後の状態

4時間15分後
揺するとかなり黒っぽい
原液で使用するため、翌朝水を200g程足してみた。

使用したものは2〜3回使えるらしいので、新たに水を入れ、何度か実験予定。

4/17.11:30 タンニン鉄液をペットボトルに移し、新たに浄水を700g入れ、2度目のタンニン鉄液作り。

タンニン鉄を使ってみる

4/17
  1. 混みこみの寄せ植え鉢の中央、未開花辺りに75g程、上からかけた。
  2. 北庭のゴボウの株元に100gかける。

今日できたタンニン鉄液は、その他の鉢物に使い切った。

4/21 3回目作る。2回目の液上に油様なモノが浮いていた

これは鉄バクテリアが出した分泌物?野中先生曰く、水田に関してはの処ところで「キレート化しれていない鉄分だけを食べて元気に生きられるバクテリアで、繁殖すると水に油が浮いたように見える。鉄分が多くていい田圃を見分ける指標」との事。

今回は銅のタワシも入れてみた。

中の釘はまだ黒くは無いのでこのまま水を入れ続行。
錆びなら使えるが、真っ黒になった鉄はタンニンの皮膜で、これは鉄が溶け出しにくくなる為、黒の皮膜は剥がす。
剥がし方は金ダワシでこする。(orクエン酸液に入れる?)

追記、その後(5/1)、油膜顕著也

「『キレート化しれていない鉄分だけを食べて元気に生きられるバクテリア』で、繁殖すると水に油が浮いたように見える。鉄分が多くていい田圃を見分ける指標」
なのかな?

追記、5/5 油膜光る