tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

白玉星草 !育て方

2023.0716 晴れ 21:10雨音が 

先日の“はてな植物”を購入先で確認
tujibee.hatenablog.jp

白玉星草

シラタマホシクサ(白玉星草、学名:Eriocaulon nudicuspe)は、日本の固有種で東海地方の一部地域の湿地などに生えるホシクサ科ホシクサ属の一年草である。

開発で湿地が減り、環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されている。

分布:鉄分の多い酸性土壌の湿地に生える。東海丘陵要素植物の一種で、静岡県・愛知県・岐阜県三重県の伊勢湾沿岸近辺の湿地に分布し、豊橋市の葦毛湿原が生息地の一つである。

参照

https://hobbytimes.jp/article/20190503tb.html

多年草一年草扱い)
・草丈・樹高:10cm〜20cm
・耐寒性:普通
・耐暑性:強い
・耐陰性:日なたで育てます。
・花色:白い小さな球状の花が咲きます。
・開花時期:8月〜10月

シラタマホシクサの育て方カレンダー

・時期:夏に園芸店やホームセンターなどで、開花した状態で販売されます。スイレン水草のコーナーの近くでよく見かけます。
・植え付け:購入してすぐ、受け皿で腰水をして育てます。以下の用土と水やりの項を参照に、鉄分を含んだ弱酸性を保ちます
・肥料:特に必要ありません。鉄分を含んだ弱酸性の水で育てます。
・開花:8月下旬〜10月

シラタマホシクサの育て方のポイント

・水やり
シラタマホシクサは湿地の植物で、水が命です。
ここで失敗すると育ちません。ペーハー値6.5ほどの弱酸性の水を与えます。家庭の水道水は弱アルカリ性が多く、そのまま水やりすると枯れてしまうので要注意です。
ペーハーを調整するか、酸性雨を貯めた水を使えばうまく育つ場合があります。ぜひトライしてみてください。

・肥料
肥料はさほど必要としませんが、水やりの項でお伝えした「弱酸性水」と同じくらい大切なのが「鉄分」です。自生地の湿地帯では、鉄分の多い土壌から弱酸性の水が湧き出ています。種の発芽にも鉄分が必要です。

・病害虫
特にありませんが、栽培環境を誤るとすぐに枯れてしまう難易度の高い植物です。一年草扱いで育てる場合もあります。

●★シラタマホシクサの詳しい育て方

・選び方
シラタマホシクサの販売期間は限られてきます。お店で長く育てることは難しいからです。8月から秋にかけて開花している時に販売しています。
ホームセンターの水草コーナーで見かけることもありますよ。

・植え付け
赤玉6に対してピートモス4で弱酸性を作ります。もしくは、一年草扱いで育てる場合、販売時の生産者の用土をそのまま使い、種子を収穫するまで育てます。

・植え替え・鉢替え
うまく育っているならば、あまり栽培環境を変えない方がよいでしょう。

・花
シラタマホシクサ一年草扱いにする場合、種子で更新するため、種ができるまで花がらは摘まずにおきます。

・収穫
花が終わった後、晩秋に種子が取れます。

・冬越し
ほとんどの人が一年草扱いにしています。

・増やし方
冬に種をまき増やします。弱酸性の用土に、薄くまきます。
種は鉄分がないと発芽しません。雨水を貯めた中に錆びたくぎなどを入れて作った水で腰水にし、用土を湿らせ育てます。翌春に発芽します。

種まき、もう少し詳しく

参照
https://engaku.net/engaku-blog/wild-grass/shiratamahoshikusa/#google_vignette

お花屋さんには山野草として8月末ごろから10月ごろまで少量でまわります。
でも、購入してもほとんどの方が失敗してしまう(;´・ω・)

 その原因は上に書いた通り、水道水(゚д゚)!

 水道の水は弱アルカリ性のため次第に弱って枯れてしまうんです。地下水、というわけにもいかないので、おすすめは雨水。

バケツなどに雨水をためておいて、水やりにはその水を利用すれば日本の雨は「酸性雨」で弱酸性を示すので生育に良いようです。

 そしてもう一つ重要な成分が”鉄分”。これがないと種が発芽できないらしい必須の成分。

 これは簡単。シラタマホシクサに限らず植物の生育を助ける活力剤メネデール。これの主成分は鉄(二加鉄イオン)。雨水1リットルにキャップ一杯を入れればOK。


​ 用土は生産者のほうでは鹿沼土で植えられていることが多いけど、赤玉+ピートモスやミズゴケでも大丈夫なようですよ(^^♪

あとは湿地の植物なので水を切らさないように管理すればOK。置き場所は日当たりがいいです。

種から育てるシラタマホシクサ

シラタマホシクサ一年草なので、種をつけたら最終的には枯れてしまいます。

来年も楽しむためには種から育てる必要があります(゚Д゚)ノ

種まきの適期は収穫してすぐ10~11月。種は細かく、あまり乾燥させると発芽しなくなるので早めに撒きましょう。

栽培用の土と同じ赤玉+ピートモスか、ミズゴケを用意。しっかり水を吸わせた用土に種をまきます。

あとは春まで乾燥させないようにメネデールを溶かした雨水を与える。 暑さ寒さには強いが凍ってしまうと水が吸えなくなるので凍らない程度の場所で管理した方がいいでしょう。

うまく育てば4月ごろには小さな芽が出てくるはずです(≧▽≦)

難易度は高いけどぜひチャレンジしてくださいね。