tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

夕刻の散歩。キンミズヒキの効果効能

2021.0730 雨のち晴れ 雷が凄かった

夕刻近く図書館まで歩く
雨上がりが心地よい

川を挟んでぐるりの帰路を選択
某お食事処の自販機でチョコモナカアイスを

セミが鳴き 川は流れ強く少し濁る
湿りけの空気も川と夕刻の気温で美味しい
アイスも美味しい


川を渡り登り坂

此方は!
キンミズヒキかな…


探しているのはセイヨウキンミズヒキ(アグリモニー)の方で、
草丈はキンミズヒキの方が大きめ、お花はセイヨウキンミズヒの方が大きめで花色も濃いらしい。全草にアプリコットのような甘い香りがある。


帰宅後に検索
こんな葉っぱなのか〜としみじみ見入るが、
開花前では判断難しいかも…いやキンミズヒキかセイヨウキンミズヒキかではなく、
キンミズヒキそのものが…


散歩は、3kmほどでした。


キンミズヒキ

熊本大学薬学部 薬草園 の植物データベースより

学名:Agrimonia nipponica
英名:hairy agrimony
中国名:龍牙草,瓜香草
花期:6~10月
生薬名:龍牙草(リュウガソウ),仙鶴草(センカクソウ)
薬用部位:全草
成分:イソクマリン類(agrimonolide),フラボノイド((-)-taxifolin)
化学構造式:

産地と分布:北海道から沖縄,および台湾,中国,朝鮮,ウスリー,インドシナ,ヒマラヤ,サハリン,千島に分布し,原野や道端に生える.

植物解説:多年草.茎は直立し,草丈50~150 cm.葉は奇数羽状複葉,小葉は長楕円形か卵状倒楕円形.枝先の直立した総状花序に多数の黄色の小さな花を付ける.

薬効と用途:日本の民間で止瀉(下痢止め)薬としてよく知られる.胃腸虚弱者の整腸薬にもなる.冷ました煎液は口内炎,歯肉痛,咽喉炎にうがい薬として用いる.湿疹やかぶれには布に浸して冷湿布とする.風呂に入れると疲労回復に効果があるとされる地方もある.
若い部分はおひたし,あえ物,汁の実,天ぷらなどに用いられる


イー薬草・ドット・コムさんも、すごく詳しく面白い
キンミズヒキ,きんみずひき,金水引,龍牙草(りゅうげそう),仙鶴草(せんかくそう),Aqrimonia pilosa,バラ科キンミズヒキ属より

見分け方・特徴

キンミズヒキは、草丈1メートル程に伸びて、全株に長毛が密生しています。葉は互生し、羽状の複葉で表面に腺点があります。大小ふぞろいの小葉からなっていますが、根元につくものは大きくなります。長い葉柄には葉状で縁がぎざぎざの托葉(たくよう)があります。
花は、夏から秋にかけ、長くのびた茎の上部に黄色5弁の小さなものを穂状につけます。
果実は宿存がくの内側にでき、そのがくの縁には鋭くて内側に曲がった刺毛が多数でき、この刺毛が衣類等に附着して散布に役立っています。

採集と調整

夏から初秋の開花期に全草を掘り採り、水でよく洗って天日で乾燥します
生薬名は龍牙草(りゅうげそう)又は、仙鶴草(せんかくそう)といいます。

薬効・用い方

有効成分:カテコールタンニン、クマリン、ルテオリンなどのフラボノイド性配糖体、揮発油、多糖体など

全草のエキスは、血小板増加による血液凝固促進と止血作用がありますので、強壮収斂(しゅうれん)止血剤とされていて、喀血(かっけつ)、血便、子宮出血などの止血に用います。

また、抗菌、消炎、鎮痛作用もあり、健胃、下痢止めにも応用されます。
乾燥した全草を、1日量10~15グラムに、0.5リットルの水を加えて、煎じながら約3分の1の量まで煮詰めたものをこして、3回に分けて食間に温めて服用します。
歯ぐきの出血や口内炎、のどの荒れたときなどには、乾燥した全草5グラムに、0.2リットルの水を加えて煎じ、約半量まで煮詰めたもので、1日数回うがいをします。

浴湯剤として、疲労回復、筋肉の疲れをとるときなどに風呂に用いられることもあります。
皮膚炎、うるしかぶれ、にきび、などに全草を煎じた液を湿布するか塗布します。

また、ガン細胞と正常細胞の培養液に、キンミズヒキのエキスを注入すると、がん細胞だけが死滅して正常の細胞には異常がないことが確認されています

春先の若芽や若葉を摘み、熱湯で茹でて水にさらしてから、おひたしや和え物にしたり、汁の実にしたりして食べる

その他

キンミズヒキの名前の由来は、ミズヒキは「水引」の意味で、夏に黄花の小花を細長く穂のように咲かせる姿から「金色の水引」に見たてこの名前がついたという
また、和歌山地方の方言には、ヒッツキグサ(果実が衣類に付くことから)の呼び名もあるという

中国では、果実の刺毛が内側に曲がった姿から「竜の牙(きば)」を連想して、龍牙草(りゅうげそう)という漢名があり、それを音読みして生薬名になりました。

また、キンミズヒキの果実が衣類に簡単につきやすいことから、ヒッツキグサという別名もあります。

植物の中には子孫を残すために、いろいろな工夫をしています。このキンミズヒキの種子の表面には刺があり、移動する動物にくっついて種子を移動して子孫を残します。果実も衣類などについて運ばれるので、キンミズヒキのことをドロボウと呼ぶ地方もあるようです。

キンミズヒキ属は、アグリモニアといい、ギリシャ語で刺の多い植物という意味のアルゲモネからきています。
キンミズヒキは、日本から東ヨーロッパまで広く分布して、全体に小型のものはヒメキンミズヒキと呼ばれ、日本の特産種になります。


他に、
セイヨウキンミズヒキ(アグリモニー)
|東邦大学薬学部|薬用植物園|ハーブ園|アグリモニー|より