tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

水生植物、トクサとウォーターバコパ

2023.0720 曇り、夕方雨、20分程もあったかしら

ホテイアオイ、メダカと水生植物の白玉星草と来て
tujibee.hatenablog.jp

トクサとウォーターバコパ、加わる

どちらも季節的特価に・
これに弱いなぁ。でも、店頭にお目見えしてからずーっと眺めてはいたのよね…

この"購入"という欲望は もうそろそろ手放さなきゃ・です

●トクサ

トクサは、北半球の温暖な地域が原産ですが、15種あるうち9種のトクサが日本の北海道から中部地方あたりの山間、水辺などの湿地帯に自生しています。強すぎない日当たりと、わりと湿った土地を好む傾向があり、草丈は30cm~1m程に伸びます。地下茎によって横幅を広げ群生していきます。
つくしで知られるスギナの仲間で、地下茎で成長します。笹や竹みたいな驚異的なスピードで根を広げ、手に負えなくなるほど増えるので、トクサもスギナと同様に地獄草と呼ばれています。

ひゃ〜地植え絶対無理な奴・でも、用途もあるらしい。

トクサは、その特徴であるザラザラとした茎を研磨剤として、昔から民芸品や楽器の仕上げ磨きや爪研ぎに使っていたことから「砥草」と呼ばれるようになりました。また、トクサを乾燥させて生薬として使ったものを「木賊」と呼んでいました。


荒木田土や赤玉土(小粒)。
鉢植えにする場合には、地下茎を伸ばすための「深めの鉢」に花や野菜用の培養土に赤玉土を混ぜたり、鹿沼土に砂、赤玉土を混ぜたりして作ります。水はけと保水性があれば、土質は問題ありません。

増やし方
挿し木
2節ある茎を使います。トクサの上下を間違わないように注意して、下の節の少し下を水平に節をつぶさないようにカットします。次に、そのカットした茎の切り口を1時間程清潔な水や発根剤を混ぜた水に浸けて、水揚げをします。最後に、よく湿らせた挿し木用土などに穴をあけて挿し込みます。
水差し
トクサは、茎を切って清潔な水に浸しているだけでも発根するほどの強い生命力があります。生け花として飾っている間に発根したなんてこともあります。株分けや挿し木よりも簡単で手軽な方法かもしれません。

●ウォーターバコパ

ウォーターバコパ抽水植物で、水の中の土に根が張り、葉は水面から出て育っている植物です。通常は鉢を水の中に沈めて、葉を水面から出して育てますが、葉を水中に沈めて育てる事もでき、水槽の底に何本か切り束ねて挿して育てることもできます。しかし、この場合は葉が水面から出ていないので花は咲きません。場所は日当たりを好む。
花を咲かせたい場合は、できるだけ日光に当てるようにします。冬は暖地の戸外では葉が枯れますが、根を凍らせなければ暖かくなると新芽を伸ばしてきます。暖かい室内では常緑で越冬するので、念のため、秋に何本か切って室内の暖かい部屋で越冬させると安心です。


荒木田土や赤玉土(小粒)

容器と水の管理
容器は睡蓮鉢など、水が貯められれば何でもかまいません。鉢植えでは葉の部分が水面から出るように鉢を沈めます。沈み過ぎる場合はレンガなどを敷いて高くすればよいです。別に葉を全て水没させても育ちますが、水面から出た葉にしか花が咲きません。水換えはメダカなどを入れていない場合は特に必要ありません。水が自然に蒸発して減ってきたら足せばよいです。
肥料
小さなビオトープや睡蓮鉢などにメダカなどを入れておくと、糞が肥料になるので肥料を与える必要ありません。メダカなどを入れていない場合は、薄めの液体肥料を入れておけばよいと思います。
増やし方
挿し木で容易に増やす事ができます。伸びた茎を適度な長さに切って、水底の用土に挿すだけです。茎から根が出ている挿し穂を使った方が早く生育すると思います。


※ウォーターバコパは、既に根が回っていたので、とりま三つに分けました本日。
うち、新しい赤玉土のみに植えた鉢は、メダカの鉢に沈めた。他は微量の農薬が使われているかもなので、水を張ったバケツにつけ置き中。トクサも同理由で、そのバケツに。


大きな鉢(底は閉じられている)と思いきや、何だか狭い事になりそう…
何か手立てを・