購入時にかすみ草と書かれた名札。育つにつれかすみ草では無いと…
かなり検索し、ようやく名前の判明。
でも確かに草姿は一重咲きのカスミソウによく似ている・
調べ方も、要検索・
tujibee.hatenablog.jp
ドウカンソウ(道灌草 )又はサポナリア・バッカリア
双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 ドウカンソウ属、1~2年草。 用語説明
花期:春~夏 4月~6月
高さ:30~70センチ
中国、ヨーロッパ、アジアの温帯に分布し、丘陵の荒れ地や山地の道端に生えて、日本には江戸時代に渡来。蒴果は卵形。名前の由来は江戸郊外の道灌山にあった薬草園に植えられていたことに因む。
茎は直立したのち分枝する。
葉は卵状披針形で、全縁で対生し、 基部は茎を抱く。
枝先の集散花序に淡紅色で直径約1.5センチの5弁花をつける。 花弁には深紅色の筋があり、先がへこむ。 白い花の品種もある。
果実は5稜のある卵形の蒴果であり、 褐色~黒色の種子を含む。
ユーラシア大陸原産。
江戸時代に渡来したとき、道灌山で栽培されたので、 ドウカンソウと名付けられたとのことである。
生 薬 名:王不留行(オウフルギョウ)
利用部位:種子⇒6~7月に全草を刈り取り、日干しして果実を自然裂開させて種子だけを用います。
効 能:詳細は不明ですが、中国では臨床的に乳汁欠乏症に王不留行を取材として処方し、有効であったことが報告されています。乳汁不通、難産、月経不順や各種のできものに用いられます。
成 分:サポニン類、イソサポナリン、ラフィノー
育て方
よい花を咲かせる
秋まきの一年草植物です。日当たりの良い所で育て、酸性土壌は嫌うので庭では苦土石灰を混ぜて植えます。肥えた所では草丈が高くなりやすく花数が減る事があるので、肥料は控えめにします。草丈が高くなりやすく風や雨で倒れやすいので、支柱で支えておくとよいです。寒さには比較的強く育てやすいです。
種まき
高温だと発芽し難いので、涼しくなった秋の9月下旬から10月中旬頃に行うとよいです。方法は移植を嫌い発芽率がよいので、直まきで行ったり、鉢植えではポットまきに3粒ぐらい蒔いて行ってもよいです。覆土は軽く行うぐらいにして、芽が出たら元気なのを残すよう間引きします。
庭の直まき
庭では日当たりがよい所に種を蒔きます。石灰を好むので1週間ぐらい前に苦土石灰と堆肥を混ぜておきます。、肥沃な土は好まないので、痩せ過ぎている場合は元肥を控えめに混ぜておくとよいです。芽が出たら間隔が20cmぐらいになるように間引きします。寒さには比較的強く、暖地では霜よけしなくても越冬します。
ポットまき
種まき用の土を利用して、ポットに3粒ぐらい蒔き、芽が出たら元気なのを1つ残すように間引きします。根が回ってきたら庭や鉢に定植します。
苗の植え付け
庭植え
酸性土壌を嫌うので、日当たりがよい所に苦土石灰と堆肥を混ぜておきます。肥料は肥沃な土を好まないので、痩せ過ぎている場合は控えめに混ぜるぐらにして、20cmぐらいの間隔で植えます。寒さには比較的強いので、暖地では霜よけしなくても越冬します。
鉢植え
用土は花の培養土でもよいし、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など自分好みの標準的な土でよいです。酸性土壌を嫌うので軽く一つまみ苦土石灰を混ぜておくとよいです。65cmプランターでは3株を目安に植えます。
庭植えの管理
肥料が多いと高くなって風や雨の重みで倒れやすくなるので控えめにします。高さ15cmぐらいの頃、生育が悪いようなら即効性の化成肥料などを控えめに追肥するぐらいです。庭の水やりは種まきと植え付け後しばらくを除けば、自然の雨だけで大丈夫です。暖地では霜よけしなくても越冬しますが、霜が厚くなる所では軽く霜よけしておくと安心です。
鉢植えの管理
日当たりのよい所に置くとよいです。水やりは鉢土の表面が乾けば与えます。肥料は緩効性の化成肥料を控えめに置き肥するぐらいです。
雨や風で倒れやすいです
背が高くなると風や雨の重みで倒れやすくなるので、支柱で支えたり、周囲を紐で束ねておいてもよいです。
種採り
開花後に袋状になった実が成って中には種が入っています。採っておけばまた秋に蒔く事ができます。こぼれ種でもよく発芽します。
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ふむふむ了解。
