tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

ノラボウ

2022.0808 9:25晴れ

ノラボウの不思議

何の種か判明できず、4種類の種を実験最中

その種(植物)達の個性かおもしろいです


↓ 播種8日目(最左においては7日目)

左から2列目は他と全く違い、
双葉が3枚の割合が80%以上、
発芽の兆しは一番も、8日後現在の背丈は他より圧倒的に低く、
茎は紫色をおびる。
この他とはかなり変わった君は
「ノラボウ」と思える。


野口種研究所さんでノラボウの解説が詳しい

のらぼう

(のらぼう菜/トウ立ち菜/かき菜/茎立ち菜/折り菜/芯摘み菜)
学名/Brassica napus。アブラナ科西洋アブラナの一種。
首都圏西部の秋まき地野菜。トウ立ちを摘んでおひたしや和え物に美味。

この食味の良さをF1野菜に取り入れようと、昭和40年代から多くの種苗会社が当店から種を持ち帰り、交配試験を行っているが、まだどこも成功していない。
横浜の日東農産種苗の話だと「染色体が三倍体になっていて、他のアブラナ科野菜とは交配できない」と言う話だったが、
昨年(2005)当店を訪れたサカタのタネの通販部長の思い出話では、「アブラナ科野菜としては希有なことに、自家不和合性が無いので、交配親にできなかった」と言う。
アブラナ科野菜には通常自家不和合性という自分の花粉では種が実らない性質があり、これを利用して交配種を作るのだが、この性質が無くて自分の雄しべの花粉で雌しべが受粉してしまうため、雑種ができにくいということだ。        

この特殊な西洋油菜(現在、神奈川県農業技術センターの調査で、「のらぼう」の染色体数はn=19という西洋ナタネと同じ複二倍体であることが判明している)は、明治開国以前に渡来した不思議な洋菜なのだ。

 他と交配しないアブラナ科野菜という「のらぼう」の不思議な性質は、自家採種に適しているということであり、今、全国で危惧されている、遺伝子組み換えの西洋ナタネの自生化による花粉汚染にも染まらないということである。「のらぼう」が、日本の伝統ナッパのエースとして、世界の脚光を浴びる日が、やがて来るのかも知れない。

明和4年(1767)9月、幕府の関東郡代・伊奈備前守(半左衛門)忠宥(タダオキ)により、江戸近郊の天領の村々に配付された闍婆菜(ジャバナ)の種が、その後いつのまにか「のらぼう」と名を変えて、埼玉県飯能市、東京都青梅市を中心とした東京西郊の山麓地帯に伝わった。(分布範囲は南は神奈川県川崎市多摩区菅地区から北は埼玉県比企郡ときがわ町大野地区あたりまで)

Wikipediaより

品種の特徴
セイヨウアブラナ (Brassica napus) の系統に属し、耐寒性に優れた品種である[1][3]。ゲノム構成は、B. rapa(ゲノム構成: AA, 2n = 20)とB. oleracea(ゲノム構成: CC, 2n = 18)のゲノムを2セットずつ持つ複二倍体(ゲノム構成: AACC, 2n = 4x =38)である。
「倍数性」「アブラナ属」に詳述がある。外見は在来種のアブラナ (B. rapa) に属する北関東のかき菜新潟県の冬菜によく似ているが、葉のふちがギザギザになることや茎などが赤紫色を帯びることが特徴である[10][12]。
栽培分布は、東京都西多摩地方のあきる野市青梅市などの山麓地帯と埼玉県飯能市付近が中心である[注釈 1][1][5]。         

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ノラボウが秀でて美味しいと書かれてますが、実感は薄い。

観るに留まらずな、ちゃんと味わいたい。