tujibee’s めも

無農薬無施肥の植物と健康と食 &疑問、日々のことのメモ

食塩、自然塩、天然塩 と症状

三木一郎先生の言われた「塩」についてです。
(あちらこちらからの抜粋なので重複有り)※ は私の注釈
以下

「すべての生物は海から生まれた。
海が生まれてから約40億年経ったとき異変が起きた。
大古海水に占める塩分が0.9パーセントだったのが上昇して2~3パーセントとなってきた。そのときそれについていけない生物の地上への移動が始まったのです。

 私たちの人類の祖先がそれです。今日、地上で生きるすべての生物は海を捨てたのです。
そして5億年がたったのです。海の中の魚や貝や海藻類は塩分の上昇に伴って姿、形を変えて対応してきたのです。現在は約3パーセントの塩分比率です。
私たちは海の中では生活できません。女性が妊娠したとき、子宮の中に海が誕生します。羊水が胎児を育てます。その羊水の塩分比率が0.9パーセントなのです。間違いなしに古代の海なのです。
胎児はお母さんのお腹の中で地球45億年の進化の過程を、約42週間という猛スピードで発育するのです。そのときちゃんとした羊水がなかったらどうしますか? 育たないでしょう。十分な塩分を供給しなかったらあかんのです。
鮭が卵を産んだ後死に絶えます。人間のお母さんは死んだらあきまへん。生まれた子を育てるという仕事が待っています。産後の肥立ちが悪いのは、塩分が足らんということです。
 
海水の中に含まれている元素は、約100あります。そのうち約75パーセントが塩化ナトリウムなのです。残りは90以上の元素(ミネラル)が集まって25パーセントを形づくっているのです。
塩化ナトリウム以外のものをミネラル類といっています。微量金属というものなど、肉眼で見ることのできないものも沢山あります。それらのすべてのミネラル類をふくんでいるのが海、その微妙なバランスによって元気にいきているのが海の生き物たちなのです。

 岩塩や通常の食塩は、海水に含まれる25パーセント分の元素を失い、残っているのは塩化ナトリウムだけ。
(※ ここはどうなのかな?ブラック・ピンクソルトの成分表と違っていますが)
ミネラル海塩は100パーセント海のエキスである。ミネラル分のない食塩を体中に入れることによって多くの病人が発生、新しい病気が続々と出てきた。食卓塩は薬品です。

人間に必要な塩は、海からそのままとれたミネラル海塩を口に入れればよい。


日本の塩は、塩化ナトリウムが殆ど100㌫に近いものでこれを食塩と呼んでるんや。この取りすぎが命取りになるわけや。これはぎょうさん取ったらあかんねん。塩は自然のものでないとあかんのや。ミネラルを含む自然「海塩」100㌫を水に溶かして飲むのや。人間は海の生物の3分の1の塩分がないとやっていけない。食塩ではありませんよ。自然海塩ですよ。これは取りすぎても最後は外に出ます。… 
 
厚生省は塩を取るな、取るなと言うとりますやろ。その結果大量のボケ老人が発生してしもたわけや。塩の働きが脳の活性化に大切なんよ。塩が足らんようになると脳の働きのあちこちが故障してきたんや。塩は命の泉なんよ。それをここ30年、「取ったらあかん、減らせ減らせ」で広く行き渡った結果が大量のボケ老人発生というツけになって出てきたわけや…」」



現役の医師である三木一郎氏と出会い、その独特な食事療法で奇跡的ともいえる回復をした『カバゴン先生』こと阿部 進氏が、自身の健康法をお話し下さったもの

「三木先生の理論は極めてシンプルなんです。「現在お飲みになってるお水3リットルに海塩15g入れた塩水を毎日飲んだら、4日目から変化が起きます髪の毛が黒くなる、皮膚がツヤツヤしてくる。それは自分でわかります。血液が回り出すからそうなるんですよ」という説明なんです。普通の医者はそういうことを言わないですよ
ね。

食べたものが大腸を通って消化されるのに30時間かかります。それが血液に変わるのにさらに3日。だから4日目には変化が現れる。
患者にとってみれば、「なるほど、やってみよう」と思えるわけです。でやってみたら、5日目に回りの人が「なんか今日若い」と言うんですね。

すべての動物は5億年前までは海の中で生きていました。古代海水の塩分は0.9%です。人間の体液の塩分も0.9%。5億年前の海にいた時の体が永遠の体なんです
羊水の塩分も0.9%。胎児は0.9%の塩分を含んだ海の中でないと生きていけない。
海水には100種類以上の成分が含まれています。その中の100分の1にも満たない塩の75%が塩化ナトリウムで、残りの25%がミネラルです。

昭和46年に日本で、海水から塩化ナトリウムだけを取り出して残りを取り除くという
機械が発明
され、世界中がみんなそれに習ったんです。
それで食塩塩化ナトリウム99.8%をもって塩とするという法律ができました
しかし天然塩には、塩化ナトリウム以外の25%の部分にミネラルが豊富に含まれているんです。
三木先生曰く、特に糖尿病や老人性痴呆症などは、塩化ナトリウムというクスリを摂ったから病気になるんだというわけです
天然塩はアルカリ性です。ところが塩化ナトリウムは酸性なんです。糖分も大量の酸性を含んでいます。
日本では水も酸性です。日本は火山国ですから、火山から出てくる水というのはというのは酸性なんです。それで水道水にはカルキという塩素を入れて中性にしている。
だから日本で売っている天然水は、ほとんど酸性です。
そこで作られている野菜も何もかも、すべて酸性なんです。しかもお米も酸性類。

アルカリ性の水というのは、分子が体液に近い細かさなんです。だからその水を飲
むと、体の中でそのまま体液になる。
食道ガンの方は食べ物も飲み物もほとんど一切通さないのですが、超アルカリ性の水だけは体が受けつけるんです。日本では昔、魚や貝、海草などのアルカリ食品にたっぷりと塩を使って料理をしていたからアルカリだった。それで日本人は健康だったんです。現代では肉・米・砂糖などが酸性に拍車をかけています。体が酸性になると、血液が濁ってドロドロになる。だから今では日本の医者は「塩は摂るな」というわけです。

塩というのは塩辛いだけじゃない。甘味もあれば苦味もある。この塩水を若い子に飲ませたら「ポカリスエットでしょ」と言います。これは天然のポカリスエットなんです。ただ天然塩ならすべていいかというと、そうではない。厚生省が数年前、イスラエル死海で採れた「天然ミネラル食塩」はいいというのでお墨付きを出したんですが、これも調べてみると酸性なんですね。天然塩でも、長い年月を経るあいだにミネラル分が飛んでしまっているものも多い。

もし眠っていて足がつったら
水1リットルに天然塩5gの割合の天然塩水を 200ccから300cc飲んでください。
3分から5分で治ります。

毎日つるようだったら、寝る前にこの水を飲むとつらなくなります。
手足がつるということは、
手足の筋肉がけいれんを起こしているということですが、
心臓の筋肉がけいれんを起こすと、これは心不全です。ですから寝ていてよく足がつる人は、しっかりこの水を飲んでください。
2カ月で元に戻ります。

ガンなどの悪い要素も、活動しなければ体の中に居ていいんです。
ところが糖分を与えると活動をはじめる。だから糖分はガンの大敵なんです。
大腸ガンだった僕の兄は、血糖値を60にしてくださいと言われました。正常値は80から100です。
1年間糖分を徹底的に控えて天然塩水を飲んだら、大腸ガンが治りました

お見舞いに来た人が果物を持ってきたら、それは早く死ねと言っているようなものです。果物は糖分そのものですから。

本来お塩さえしっかりしていれば回りはいい加減でもいい。ところがお塩がしっかりしてないから、回りを気をつけなくてはいけない。これが今の食生活に対する指導の仕方ですね。
健康な人は塩さえしっかり摂っていれば、あとはそれほど神経質になる必要はないのですが、
病人は食べ物にこだわって、酸性になるものを体内に入れないようにした方がいいということです。
コーラやジュースを飲んではいけないと言いますが、理由は何かというと、コーラ1本の中に含まれている砂糖を角砂糖に換算すると約13個半になります。オレンジジュースで約11個。コーラを1日3本飲み続けたら、完全な砂糖漬けです。

三木先生は、糖分の摂り過ぎと塩分の摂らなさ過ぎが病気になるんですよという、きわめて単純明快な理論なんです。
さらに運動をすると血流がよくなる。
血流がよくなると血管が開く。
すると働いた水分は外に出て行く。
そこへ新しい水分を塩と一緒に供給することで、新陳代謝が活発になるんです。

以上

甲田 光雄先生もまた塩に関して多々解説がありまして、ここでは自然塩や天然塩を指しているとは思いますが、
本「断食療法の科学」では、
【減塩でぐったりとなる人もある】P77
【塩分過剰ですぐムクム人もある】P82
【塩抜きをすればなぜ塩持ちがよくなるか】P115 等
一部抜粋ともいかなさそうな順を追っての解説。


時間となりましたので、後日にメモしよう。